そこで彼らは、めいめい急いで袋を地におろし、ひとりひとりその袋を開いた。
すぐさま袋をろばの背から下ろし、一つ一つ開けさせて、
彼らは急いで自分の袋を地面に降ろし、めいめいで袋を開けた。
兄弟たちは自分たちの袋を取って地面に置き、それを開けた。
そのひとりが宿で、ろばに飼葉をやるため袋をあけて見ると、袋の口に自分の銀があった。
家づかさは言った、「それではあなたがたの言葉のようにしよう。杯の見つかった者はわたしの奴隷とならなければならない。ほかの者は無罪です」。
家づかさは年上から捜し始めて年下に終ったが、杯はベニヤミンの袋の中にあった。